RC住宅の特徴と耐震診断について

最近増えているのがRC造の住宅です。

RC住宅はマンションやオフィスビル等で採用される工法です。

壁素材にコンクリートを使うため、耐火性能や耐久性が高くなっており、3階建てにすれば敷地を最大限使えるというメリットもあります。

建築物そのものに大きな重量がかかるため、耐震補強を意識しなければならない建築物でもあります。

このようなRC住宅の場合の耐震診断はどのようなものになるのでしょうか。

RC住宅の耐震診断の相場は、1平米あたり約1000円〜2500円になります。

条件としては、竣工時の図面があり、検査済みを証明できることです。

この2つの条件が揃わない場合には、現地調査による測定や図面作成が必要になるため、延べ床面積に応じて単価も上昇してしまいます。

一般的にRC住宅の寿命はアルカリ性のコンクリートが中和され、鉄筋に達するまで50年〜80年とされています。

耐震診断の際には、耐震補強提案も行いますので、耐震改修に役立てることができるはずです。